The importance of English

ボクはWebサイトを作ったりする仕事をしてますが、こういった仕事をするにあたって、英語を理解できるかどうかは割と重要だと思っています。でも「別に英語なんかできなくても仕事できるし〜」って思ってる人の方が多いでしょうね。ま、それはそれで良いんですが。

そもそも海の向こうが発祥のもので、新しい流れもあっちから生まれることが多いのがインターネットの世界。海外における流れは、早かれ遅かれいずれやってきます。日本にいて英語に関係ない仕事してるのならともかく、日常的にコードを書いたりする人が接してるのは基本的に英語なわけで、それでいて英語イヤだとか言ってる意味がわかりません。

早い遅いだけの話じゃない

この言語障壁は結構大きくて、一時期話題になった『Why Japanese Web Design Is So Different(日本語訳: 日本のウェブデザインはなぜこんなにも世界と違うのか?)』という記事でもこう指摘されています。

言語の壁: ウェブ用の言語やプログラミング言語は、英語話者や欧米企業によって設計されたものが多い。したがって、多くの文書や教育用リソースは英語で書かれている。翻訳されているものも多いものの、新しいテクノロジーやトレンドが輸入されるまでに時間差が生じてしまう。

たとえば、海外で出版された書籍が日本語訳されるまでには早くて半年、一般的には1〜2年ぐらいかかるのがほとんど。それは技術書だけに限らず、広告やマーケティングなどに関連するものも含め。ボランタリーで最新の情報を適切に訳して紹介する人たちもいれば、誤訳・私見が多分に入り込んだ転載記事を流す人たちもいます。みんな大好きなブックマークで人気のある海外ブログの転載記事が根本的に意味の取り方を間違えてたとしたら?

英語やっといた方が良いよ、みたいな話がでると、Twitterなんかでは「別にそんな最新ばかり追わなくてもいいし…」「できる連中が言うと強制してるみたいでヤダ」なんて言う人もいますが、正直なところ早い遅いってとこだけの問題じゃないんですよね、残念ながら。時差で遅れて入ってくるぐらいならどうでもいいんですが、それが間違えてるとなると英語ができないことが大きなマイナスになります。真逆のことを信じてるかもしれないわけ。

mental models
ちなみに最近日本語訳が出たこちらの本。原著は5年前に出ていますね

少し島の外を見てみよう

落ちゲー「Candy Crush Saga」が教えてくれた、日本の鎖国状態』では別の角度から、日本とそれ以外の世界について書かれていますね。

日本は鎖国に近い状態にあるのではないか。そしてその傾向は、インターネットが普及するとともに強くなっているのではないか。

この記事にも書かれていますが、その垣根を超えることができるのなら、今のこういう流れの世の中で若い人たちには良いチャンスなのではないかな?、と。人口減少に転じてこの先どうなるかわからない日本だけを見るのではなく、同時に日本に居ながらにして世界に目を向けて何か作り出すことだってできますからね。

英語教育の必要性みたいなことを説く時によく言われるのが、あるひとつの情報を調べる必要があった際、それを日本語だけで調べるのと英語とかまで幅を拡げて調べるのでは、その言語の使用人口の違いで情報の質も量も桁違いになるということ。そりゃ、仰るとおり。何でも日本語で完結できるのはいいけど、多様な考えに触れることもなく採れる選択肢の幅や可能性を狭めてるだけだったりするんですよね。

ボクみたいな四十路過ぎの人は「英語」よりも「老後」の心配でもした方がいいんですが、「英語苦手にしない方がいいのに、もったいないなー」って、常日頃思ってます。喋れなくてもいいから、サラッと目を通すぐらい抵抗ないようにした方がいいんじゃないかな。

まずは習うより慣れろ、ですよ。