Sketch 3 Book for Beginner

突然ですが、電子書籍をリリースしました。

実は数ヶ月前から「LeanPub」を使って電子書籍を出そうかと企んでいたのですが、「Sketch」というソフトウェアがアップデートされたのをいいことに、以前から使っていたこともあるので「基本的な部分だけだったらすぐ書けそうだし、簡単なソフトだけど英語だから意外と使い切れてない人もいるかも」と、正味2日ほどでざっくりとした本文を書き上げ、「Sketch 3 Book for Beginner」というタイトルで緊急リリースしました。

Sketch 3 Book for Beginner

電子書籍について

日本で発売される紙の書籍、電子書籍は一般的に綺麗にレイアウトされたものも多く、普段からそれを見慣れた方からすると「こんなのでこんな高いの?」と思われるかもしれません。しかし、ボクが書くような内容はそれを取り巻く環境の進化が速いということがあげられます。ボクが電子書籍で出す時は、見た目に美しく読みやすいレイアウトよりも「スピーディに正確な情報を届けること」に重きをおこうと考えています。

このSketchの本に関しては海外でリリースされる電子書籍をまねて、本文の解説を補足する3分ほどの動画を数本同梱したパッケージ($18.99)と電子書籍のみのパッケージ($12.99)を用意しました。また海外同様、電子書籍である強みを活かして、加筆修正や変更が発生した場合など、不定期ですがアップデートによるサポートをしばらく続けるつもりです(※以後リリースするものも、初版が必ずしも完成版とはなりません)。

ボクたちは移り変わりの激しい世界にいます。時には海外との時差に悲しくなったり、日本とそれ以外の世界の違いを感じることもあります。また、紙の場合は一度出版してしまうと修正作業が容易でないことの方が多いことがほとんどです。至らぬ部分もあるかと思いますが、そこは出版社を経由しない部分で強みを活かすつもりです。

(追記: 2014.05.10)下記LeanPubのページでもWebブラウザによるプレビューができますが、こちらでも目次とChapter 1の本文を読んでいただけるようにしました。

LeanPub:

Gumroad:

サンプル

※サンプルには動画パッケージの中から3ファイルの音声だけを取り出したものも同梱しています。購入の際の参考になれば幸いです。


LeanPubを選んだ理由

LeanPubは、“Lean”という名がしめすように無駄を極力無くし最適化した出版形式です(リーンについてはこの辺を)。原稿は好きなように書くことができ、ある程度でもできればすぐに読者の手元に届けられます。また、一度書き上げたものでも加筆修正をしたアップデートをすぐ用意できます。さらにLeanPubストアでの販売は、45日間完全返金保証もあり購入される方も安心です(※今回は先行してGumroadで出しましたが)。

LeanPubの執筆スタイルは、ブラウザで書く以外にDropboxのアカウントと連携すると原稿作成用のフォルダが共有され、そこでMarkdown形式などで原稿を書くことができます。電子書籍はリフロースタイルかつ各フォーマットが自動生成されるので図版が多い場合はちょっと苦労しますが、自分で何種類もレイアウトする作業は発生しないためリリースもアップデートもスピーディにおこなえるのです。

LeanPubでは、あらかじめ登録済みの非営利組織や慈善団体に書籍の売上の全額または一部をシェアできるような仕組みが設けてあります(登録数がさほど多くないのですが)。そこで今回LeanPubでの販売分だけになりますが、Sketchの書籍の売上の一部を自動的に「Oxfam America」に寄付されるようにしました(Oxfamの概要についてはこちらを)。少しでも何かの役に立つのなら、ということで。

Sketch 3、オススメです

ご存知ない方のために説明しておくと、SketchはOS X専用のベクタードローイングツールです。WebやアプリのUIなどインターフェイスをデザインする人はもちろん、日常的にワイヤーフレームなどを書くような人にも使いやすいものになりました(参考動画おいておきます)。無駄に高機能ではなく必要最低限の機能が詰まっています。残念ながら発売記念キャンペーンが終わって、現在は7,800円かな?の有償ソフトウェアです。